猛牛杯結果発表&構築紹介&感想
※この記事は前記事↓で告知した大会の結果発表と自分が使った構築の紹介記事です。先に当該記事に目を通してから閲覧することを推奨いたします。
猛牛杯(仮) 開催のおしらせ - 凍らされたShowyuの蔵
参加者を募った結果自分を含めて4名の対戦参加者が集まったため、4名の総当たりで順位を決定することとしました。
【対戦結果】
👑1位:ace_wildさん 3勝0敗👑
2位:醤油 2勝1敗(ワイルドさんに負け)
3位:モヴさん 1勝2敗(ワイルドさん、醤油に負け)
4位:サイマルさん 0勝3敗
ゆ牛ょうはace_wildさんでした、おめでとうございます!
対戦参加してくださったワイルドさん、モヴさん、サイマルさん 運営のお手伝いとして参加してくださったharugamiさん 本当に感謝しています、皆様ご参加ありがとうございました!
【運営としての大会反省】
・ルールは可能な限り細かく表示し、すみずみまで確認するべきだった。
→わかりづらくていいこと何もないので かなり重箱の隅つついた表記を自分ではしたつもりだったけど十分だったかというと微妙。
・ルールがニッチすぎると人は集めにくい
→過去作あり個体3匹必須は(バランスよさそうかつ楽しそうだと考えたうえで決め打ったとはいえ)間違いなく人を集めにくくなった要因ではあると思う。他のレギュで大会開催を考えたときは留意するとよさそう。
・もっと興味を惹ける要綱記事や告知ができたのでは
→魅力を提示するのマジで下手だったと思うのでそこの技術上げたい リアルでも何か作るとき完成度に不満あっても改善点見つけられないこと多いので成長したいね。
【構築経緯&個体紹介】
ここからは一対戦参加者としての自分視点の記事内容。
自分でぶち上げたルールなので対戦参加モチベも高かった、対戦参加するつもりで考察を開始。
第一印象は「バッフロンのコットンガード、見た目の圧強くね?」 牛は全員物理火力の方が伸ばしやすいためそれに対して効果を発揮するこの技に対してどこからでも対応を組めるようにしたいと考えた。
そこで目を付けた技がミルタンクの自己暗示。スカーフを持たない限りバッフロンは無振りミルタンクすら抜くことが不可能であり、バッフロンの持たない安定打点であるボディプレス、安定した回復技のミルクのみも備える。この型のミルタンクは絶対にコットンバッフロンに勝つことができる、そう考えた。
ミルタンクをエースに据えるのであれば厄介なのが相手のケンタロス。牛の中で最も素早さが高く、威嚇のおかげで実効耐久も低くない。ミルタンク展開前にケンタロスに1.5匹ほど削られるのはかなり厳しい展開になるように感じた。
最終的に意識したのは「初手の相手ケンタロスへの対処成功率をできる限り高くする」「それ以外の初手に対して明確な回答を用意する」 この二つだった。
それを加味して自分が最終的に採用したのが以下の三匹である。
ケンタロス@白いハーブ 威嚇
陽気 4-212-36-x-4-252 (HB→A±0のA特化ケンタロスのインファイト一番上切って耐え)
インファイト/がむしゃら/みがわり/がんせきふうじ(三戦目のみじならし)
初手ケンタロス相手への勝率を取れそうな型として採用。ミラーではがんふうを、他に対しては初手身代わりを押す。当初は持ち物をビビり玉、がんせきふうじの枠をどくどくにしていたのだが上振れをしても一匹と相打ちが限界のこの型はあまり強そうに感じない、と判断。ここでがむしゃらどくどく→剣舞こらえる@イバンのみ の型を思いつきほぼ一匹処理しながら後続にインファイトを差し込めるこの型が最強だろうと決断したが、大会前日にケンタロスはつるぎのまいを覚えないことが発覚したため急遽前使う予定だったこの個体にマイナーチェンジを加えて採用することとした。幸い後続のバッフロン・ミルタンクと併せてどくどくがなくても相手の初手ケンタ以外への立ち回りを詰められていたため没にした当時よりは躊躇なく採用に落とし込めた。がんふう採用していたのはほぼ完全にミスであり二戦目に対戦相手にじならし打たれてようやく採用すべきと気づいた。
NNはがむしゃらを打たせる牛ということで、応援歌の歌詞に"がむしゃら"のフレーズがあるバファローズ所属の安達了一選手から。
バッフロン@カゴのみ 草食
腕白 244-12-252-x-0-0 (HP奇数)
リベンジ/どくどく/コットンガード/眠る
わりとわかりやすく強い技を強く使えそうな型で採用。どのみち後攻するのでリベンジが打点技としてデメリット少ないかなと考えた。立ち回り的には展開されると面倒なミルタンクに後投げして毒入れる要員としても見ていた。特性は防音の方がいいとは考えていたがどくどくのために過去作厳選せざるを得なくていびきくらいしか弾けなさそうなので妥協範囲と考えた。後から癒しの鈴が入ってきて眠りを治癒できると言い張れるようになったのでまぁ。
NNは弾けた鼻毛神拳の使い手より。過去作から剣盾に連れてこられて姓名判断師の先生に「このこはずっとボーボボだけどそれでもいいかい?」と言われたすげぇ可哀そうな女の子。
ミルタンク@アッキのみ 肝っ玉
腕白 244-x-252-x-0-12(H奇数)
自己暗示/癒しの鈴/ミルクのみ/ボディプレス
抜きエース。流石にコットン暗示しないとエースたり得ないのは強くないなと考え詰め筋として効果を発揮しそうなアッキのみを持たせた。癒しの鈴の枠は毒対策として身代わりと迷った末交換読み毒まで対処できる鈴を選択した。型的に肝っ玉である必要性はないしA0下降補正の方がよかった(実際に一回威張られてるので尚更)
NNはバファローズのマスコットから。
【対戦結果】
第一試合 vsモヴさん
初手でケンタロスミラーが発生、なぜか相手のケンタロスが威嚇してこない。
がんふうをミルタンクに受けられ、ごまかしも兼ねてみがわり置いたら相手は鈍いを積んでくる。インファで削った後身代わりを割られ裏のバッフロンに交換。引き際のプレスで半分削られるも相手S2段階下降のため上から毒を押せる。ミルタンクラム喰い始めてバッフロン無償突破を許し、ケンタもがむしゃらだけ打たせて捨てる。こちらラストのミルタンクのボディプレスでミルタンク撃破、二番手のケンタロスの特性がちからずくだったためにのしかかりでアッキの発動を阻まれるもインファにボディプレスを合わせて突破。ラストのバッフがこちらがミルク飲んでる間にコットン積み始められたので暗示押して勝ち。
第二試合 サイマルさん
初手にバッフロンを出される。様子見身代わりを押したらコットンガードを積まれたのでミルタンクを後投げし暗示通して三縦。バッフロンの突破に手間取ったが癒しの鈴でバッフののしかかりで受けた麻痺を治して後続と戦えたのがよかった。勝ち。
第三試合 ace_wildさん
自演優勝に燃えて最終試合に挑む。初手ケンタロスミラーでじならしまで一致、インファイトを押したところ同速+急所で突破(相手は威嚇消せていなかったためこちら後攻でも撃破はほぼ確定) 相手はミルタンクを出してきたためS下降を消しつつ毒を入れるべくバッフロン後投げ。交換際に丸くなられるも毒は入り二発目のプレスでバッフ乙。ここで再びケンタロスを出しみがわりを置いて毒殺もしくはがむしゃらで撃破体制を整えることを選択。相手はここで身代わりを無視気味に丸くなるを積み続けてきたため、癒しの鈴を考慮してインファで削っていたらゴツメに触ることになりつつ眠るで毒を解除される。ここで脳内でミルクのみの存在を切り、身代わりを割ってもらいがむしゃらを当てて退場できるようじならし連打を選択する。しかし、相手側が身代わりを無視し丸くなるを積み切ったのちミルクのみを連打することでケンタロスの突破を不可能としてくる。ミルタンクを超える手段が見つけられずTODで負け。
・対戦を終えての構築反省
バッフロンが弱い!!!
この牛ミルタンクに毒だけ入れて死んだ(しかも二回とも毒回復される)だけじゃねえか!
参加者全員がミルタンクをエースに据えるべきという発想にちゃんと至っており、そのミルタンクに積み負けるコットンガード型は控えめに言って何に勝てるかが分からない。
初手のケンタロスに関しては非常に勝率が高く、後投げミルタンクすらも立ち回りの精査次第で勝てた可能性が高い。
自分のエース型ミルタンクに関しては結果こそ残していたもののコットンバッフなら丸くなる型でも起点化が容易だったため、あの型である必然性はなかったように思うし、状態異常耐性を取る手段として眠るを考察すらできていなかった。その点で起点さえ見つければミラーでも圧倒的に強いワイルドさんの眠るミルクのみ両採用丸くなるミルタンクは非常に強かった、考察の深さが見て取れる型だった。
これらを纏めて考えると、バッフロンの役割が迷子という話に落ち着くのではないかと感じた。初手でバッフロンを鉄砲玉気味に落としつつ裏のミルタンクの起点を用意するか、ケンタロスで敵エースのタイマン処理を試みるかの選択肢を置けるようにするのがよかっただろうか。
ルール全体を振り返ると考察を詰める要素が少なからずあり、面白いルールだったと自分では感じた。元日に思いついてその日のうちに要綱をまとめて募集開始したルールだったが楽しみつつ無事に終えることができて本当によかったと思う。狭いプールで自分の考察を形にしていく大会はとても楽しかったので、また機会があれば自分開催にせよ他者開催に参加にせよぜひ挑戦したい。